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ICON Network (ICX)とは?

ICON Networkは、韓国発 レイヤー1ブロックチェーンです。そのビジョンは、自律的なオンライン・コミュニティと現実世界の企業の架け橋となる相互運用可能なブロックチェーンネットワークを構築することだと宣言しています。ICON Networkは、摩擦のない価値交換を促進することでハイパー・コネクティビティを推進し、実世界に有用性を提供することに注力しています。

ICONは、分散型台帳で取引を検証することで、仲介者の数を最小限に抑え、国境を越えた交流の境界をなくすことができます。特に、分散型アイデンティティ、デジタル証明の発行、ブロックチェーン決済、分散型金融非代替性トークン、電子政府、選挙、分散型オラクル、eヘルスといったユースケースに注力しています。

企業への導入に注力した結果、ICONは韓国企業や韓国の民間セクターといくつかのパートナーシップを結ぶことができました。例えば、韓国のブロックチェーン技術の先進企業であり、ICONプロジェクトの主要な貢献者であるICONLOOPは、韓国最大の分散型IDコンソーシアムを主導しています。また、2020年8月には同国の済州島が、プライバシーに配慮し安全なCOVID-19の接触歴追跡を行うために導入しています。Icon Networkの他のパートナーには、韓国第2位の商業銀行である新韓銀行や、グローバルな決済・送金アプリであるPaycoinを開発したDanal Fintech社などがいます。

ICON Networkの創設者は?

ICON Networkは、韓国最大のフィンテック持株会社であるDAYLI Financial Groupの元最高戦略責任者(CSO)であり、米国のデジタル・コンテンツ配信プラットフォームであるTapas Mediaの最高執行責任者であるMin Kim氏によって設立されました。また、カリフォルニア大学バークレー校ハース・ビジネス・スクールの卒業生でもあります。Min Kim氏は、ICON NetworkのLoopchainを開発した韓国のソフトウェア会社ICONLOOPも生み出しています。同社は、ICON財団の監視のもとブロックチェーンの開発と保守を行っています。そのためパーミッションレスではあるものの、完全なオープンソースではありません。

ICON Networkの特徴は?

ICON Networkは、韓国におけるハイパー・コネクティビティという宣言的な目標を達成するために、いくつかの異なるユースケースに焦点を合わせています。1つは、ID認証・管理ソリューションであるZzeungによるIDの分散化です。同社は、韓国の金融委員会から独占ライセンスを取得し、韓国の企業顧客向けに分散型IDサービスを提供しています。企業は、ユーザーの認証情報を安全に保管し、金融口座開設のための顔認証サービスを提供することができます。データはICONネットワークで保護されています。また、分散型IDサービスの例として、ZzeungがCOVID-19の接触歴追跡に利用されていることが挙げられます。

さらに、卒業証書や資格証明書を発行する韓国の大学に、電子証明書の発行・保管・検証サービスを提供しています。韓国最大のオンライン就職サイトでは、応募者の学歴や職歴を、ICONによって保護された電子証明書管理ソリューションで認証しています。

COVIDが流行した際、カフェやレストラン、病院などの来客を追跡する必要があったため、ICONネットワークを使ってユニークな来客証を発行し、チェックイン・管理サービスを行った事例もあります。

ICONはOrbit Bridgeを通じてEthereumネットワークに接続された盛んなDeFi及びNFTのエコシステムを有しており、EthereumベースのトークンをICONに転送することが可能になっています。一般的なDeFi製品とは対照的に、ICON製品はUXに重きを置いています。例えば、ICONネットワークにステーブル・コインを導入するために作られたDeFiのコラボレーションによるBalanced Networkや、貸付プラットフォームであるOpen Money Marketなどがあります。

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ICON Network (ICX)のコインの供給量は?

ICXの現在の供給量は8億トークンであり、総供給量にハードキャップはありません。トークン配分は以下の通りです。

  • 2017年9月のICOで4億のICXが0.11米ドルの価格で販売
  • 16%をコミュニティ・リザーブに
  • 10%をチーム、アドバイザー、初期貢献者に
  • 10%をコミュニティ・グループと戦略的パートナーに
  • 14%をICON財団に

ICXは、ステーキング、スマート・コントラクトや取引手数料の支払い、ネットワーク参加に対するユーザーへの報酬に使用されます。ステーク報酬は、ステーク額に応じて、年6%から36%です。アンステーク期間は、ステークされたICXの量に比例し、全供給量に比べて少ないICXがステークされるほど、アンステーク期間は長くなり、20日から5日の間で設定されます。

ICONネットワークは安全?

ICONはビザンチンフォールト耐性委任型プルーフ・オブ・ステーク・コンセンサス・メカニズムによって保護されています。ICONエコシステムの検証者はPublic Representatives(P-Reps)と呼ばれ、ネイティブ・トークンのICXをステークすることでICON Networkを安全に保ちます。このP-Repsのうち100人、22人のMain P-Reps、78人のSub P-Repsがネットワークのガバナンスとブロック生成の責任を負っています。

ICONistと呼ばれるトークン保有者は、このP-RepsにICXを委ね、ネットワークの安全を確保することができます。各P-Repは、そのICONistのステークに支えられています。また、新たな候補者は、ネットワークの検証に貢献する上位100人のP-Repsに入ることができます。P-Repsは、ソフトウェア開発者、マーケティング担当者、企業、その他ICONプロジェクトに長期的に貢献している構成員で構成されるチームによって運営されています。

ICON Network (ICX)の購入方法は?

AUDIOはFTXBinanceUniswap (V2)BitStamp、そしてGate.ioで利用可能です。

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